Mittwoch, 9. Juli 2014

Reiskleie Seife 米糠石鹸(蜂蜜・蜜蝋入り)



糠味噌漬け用に買ってある無農薬米糠(Reiskleie)を入れてみた。




米油を使うと良いのかも知れないが売っていないので、 オイルはマルセイユ石鹸に近いレシピで。

トレース後少し取り分けて米糠を混ぜる。

蜂蜜も後入れ。

まるでカレー汁。











蜂蜜入れたので保温無しでジェル化を期待したのだが、あまり温度が上がらなかった。


マルセイユレシピのせいか蜂蜜のせいか、蜜蝋入れても柔らかい石鹸になった。

4週間後に少しは硬くなるでしょうか。

使い心地は米糠効果に期待。

Honig und Bienenwachs Seife

蜂蜜と蜜蝋の石鹸。



蜂蜜は分量内から取り分けた水で溶かして
苛性ソーダ液に。










蜜蝋は他の固形オイルと溶かし
後は普通に混ぜ混ぜ。










以前作った緑茶石鹸のコンフェを入れてみた。








切った断面はこんな感じ。













使った後に感想追加予定。

Montag, 23. Juni 2014

Bienenwachs 蜜蝋

とある店の前を通りかかって見かけたのでとっさに買ってみた蜜蝋(Bienenwachs)。
この金の延べ棒的な蜜蝋で約300g。いくらするのか全く予備知識がなかったのでびくびくしながら買ったのだが、3€位だった。

どう見てもBiene(蜂)が入ってる。。






なのでまずは精製してみる。







余ってたネットを4重にして底を抜いたカップに取り付けて、即席使い捨て茶漉しにしてみた。


まず蜜蝋の塊りを湯煎で溶かすのだが、この蜜蝋が硬い。
ナイフでも中々切れないので、延べ棒をどうにか2回切って大きいまま投入。


中から結構蜂の亡骸が出てくる。
全部溶けたところ。
これを先の即席茶漉しで漉し、水を張ったバケツの中へ流し込む。

溶けた蜜蝋は想像したよりずっとさらさらしているので、網よりも布巾やボロ布を使った方が良いかもしれない。
蜜蝋は水と混ざらず、浮んで冷えて固まる。
蜜蝋が固まるまで使用した鍋やナイフを綺麗にした。
他の方々のブログなどで読んだ通り、固まった蜜蝋は取れない。鍋には不純物かそれとも蜜蝋か、とにかく焦げた後のような物もある。仕方が無いので鍋に熱湯を入れそこでナイフとへらを洗い、お湯が熱いうちに鍋内側の蜜蝋を溶かして浮かし、そのまま冷めるまで待つ。これは絶対に排水溝に流してはいけない。


さて、蜜蝋が固まったようなのでバケツから取り出してみると...
ぎゃっ、固まった状態の下になってた部分が凄いことになっていた。
ポトポトたらした蜜蝋は水に入るなり固まったのだろうけど、こんな模様になるなんて。
他人様のブログなどで見たのは、底部分も平らだったような気がするけどな。

上の部分はこの様に普通に綺麗な平面。


でも形状がどうであれ精製された蜜蝋には変わりないのでこれで良しとする。



この後数回、もっと細かい繊維の布などで精製を繰り返すと、もっと不純物の少ない綺麗な蜜蝋になるだろうけど、使用目的は石鹸とワックスなので今回はこれで充分。

買った時には石鹸に使おうと思ったのだが、そのあと調べてみると蜜蝋と食用油で作るワックスがとても良い感じなので、まずはそれに挑戦してみた。

それによく調べると、石鹸にもワックスにもそれ程の量を使わないので、今回の延べ棒約300gは結構使い出がある事が後から分かった。


木に塗り込む油はえごま油や亜麻仁油が良いらしい。

シソの無いこの地にはえごま油も無いが亜麻仁油は何処でも買えるので、これでやってみる。
蜜蝋は65度で溶けるらしい。油劣化防止のためなるべく油の温度を不必要に上げないよう気をつけながら。

亜麻仁油の匂いが思いのほか強い。蜜蝋と混ざった後には少し和らいだけど、いかにも手作り蜜蝋亜麻仁油ワックス的な匂いなので、完全に溶けて少し温度が下がった後でレモングラスとローズマリーのエッセンシャルオイルを入れてみた。

缶に入れると透明なべっこう色でとても綺麗。

 しかし、もしやと思ったけど、やっぱりこの缶継ぎ目の所が少し漏れてる。

でもプラスチックの容器に入れ替えるのも残念な気がしたので、とにかく下の部分だけでもワックスが早く固まるように、缶の下に保冷パッドをひいてみた。







数時間後、無事固まり蜜蝋と亜麻仁油の手製ワックスが完成。

これで木製品やフローリングを磨く予定。